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あくまでも自然な感じに!男性がウィッグとバレないための工夫とは
言うまでもないことですが、ウィッグはつけていることがバレたら、意味がありません。そのため、ウィッグをつけている男性の中には、バレないかどうかが気になるという人も多いでしょう。ではどのような場合に、ウィッグはバレやすいのでしょうか。本記事では、バレやすいポイントと、ウィッグとバレない工夫についても解説します。
ウィッグがバレやすいポイント
ひと言でいえば、ウィッグががバレるのは、不自然に見えるからです。では、どんな点が不自然に見えやすいのでしょうか。
サイズの合わないウィッグ
頭の大きさに比べてウィッグが大きいと、少し動いたり強い風が吹いただけでズレてしまいます。また、頭より小さいウィッグも、ピッタリしすぎて不自然に見えたり、長時間つけていると、痛くなってくるので注意しましょう。
毛の光沢
ウィッグは、値段の高いものは人毛を使っていますが、安価なウィッグはファイバー(化学繊維)で作られています。人の髪の毛が自然に見えるのは、髪の毛の表面に小さな凹凸があり、この凹凸に当たった光が乱反射するからです。しかし、ファイバーには髪の毛のような自然な光沢がなく、すべて同じように滑らかで凹凸がないため、乱反射もなくベッタリした髪に見えてしまいます。だから、不自然に見えるのです。
部位によって毛の太さが違う
頭頂部にウィッグを使い、側頭部に自毛が残っている場合、ウィッグと自毛の太さが違うとバレやすくなります。遠くからではわからなくても、近くで見ると、ウイッグと自毛の境目が不自然に見えるからです。
毛の量が多すぎる
ウィッグの毛の量が年齢相応になっていないと、不自然に見えてしまいます。男性は年齢とともに髪の量が減っていくので、年齢の割に髪の毛が多すぎるとバレやすくなります。また、ウィッグから自毛が見えている場合、ウィッグと自毛の毛質が違うと不自然に見えます。
さらに、自毛に白髪が混じっている場合、自毛の白髪とウィッグの白髪の割合が合っていないと、バレやすくなるので注意しましょう。髪の毛は1本1本微妙に太さが違います。また、よく見ると髪の毛は少しずつ毛の色が違っていて、同じ黒い髪でもまったく同一ではないことも、知っておく必要があります。
分け目やつむじが不自然
髪の分け目やつむじは、頭皮が見えているのが自然です。そのため、分け目やつむじに毛が密集しているウィッグは、不自然に見えます。
髪形が整い過ぎている
ヘアスタイルは、時には乱れることもります。たとえば、風が吹いたり走ったりすると、多少は髪の毛が乱れます。また、時には寝ぐせがついたままの場合もあるでしょう。そのため、風が吹いても走っても乱れず、一度も寝ぐせのないヘアスタイルは、不自然に見えるものです。
髪の毛は毎日少しずつ伸びていき、月に1回くらいはカットするので、カットした翌日は短くなります。そこで、毎日髪の長さが変わらないのも違和感があります。
ウィッグ選びのポイント
上記のように、ウィッグにはいろんな「弱点」があります。すべての弱点に対応するのは困難ですが、ウィッグの固定方法によって、カバーできる弱点が変わります。ウィッグの固定方法には、以下の3種類があります。
着脱式
着脱式は、自毛とウィッグを金具で止めるタイプです。簡単に取り外しできるメリットがある一方で、強風などでズレやすくなるのがデメリットです。そのため、運動をする機会が多いなど、ウィッグのズレが気になる人は、避けたほうがいいでしょう。
貼り付け式と編み込み式
貼り付け式はテープによって、「頭皮にウィッグを貼り付けるタイプです。編み込み式は、自毛にウィッグを編み込んで固定します。どちらも、着脱式のように、簡単に外れる構造ではないので、ズレにくいのが特徴です。また、ウィッグを装着したまま風呂に入ったり、寝ることもできます。着脱式の場合、外出から帰るとほとんどの人がウィッグを外すので、家族には薄毛を晒すことになります。しかし、貼り付け式と編み込み式は外す必要がないので、家に帰っても装着したままでいられます。
ただし、貼り付け式は、頭皮にじかにウィッグをつけるのでかぶれやすく、頭皮トラブルを起こしやすいのが難点です。これに対して編み込み式は、通気性に優れているので、かぶれる心配はありあせん。また、ウィッグを装着したまま、頭皮まで洗えるのも、貼り付け式にはないメリットです。そのため、バレにくくて頭皮トラブルも避けたい人には、編み込み式がおすすめです。
さらにバレにくくするには
ウィッグは、人前でズレるのが、一番の問題ではないでしょうか。その点、編み込み式なら、ズレる心配もなく地肌感覚で使えます。しかし、ウィッグのバレやすいポイントは、これだけではありません。そこで、分け目やつむじが自然に見えるためには、人工頭皮を使ったウィッグがおすすめです。
このタイプに編み込み式を併用すれば、さらにバレにくくなります。また、毛の光沢や毛の太さの違い、毛の量などを自然に見せるには、人毛を使ったウィッグにするといいでしょう。
まとめ
ウィッグには、いくつかのバレやすいポイントがあります。編み込み式のウィッグなら、ズレる心配がありません。分け目やつむじを自然に見せるなら、人工頭皮がおすすめです。これ以外のバレやすいポイントをカバーしたいなら、人毛を使ったウィッグを選びましょう。 -
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