ウィッグを薄毛対策に使う男性とは違って、女性の場合はほとんどが、オシャレのためにウィッグを活用しています。ウィッグを使うと、簡単に好きなヘアスタイルに変えられるからです。しかし、女性用ウィッグにはメリットが多い反面、デメリットもあります。本記事では、女性用ウィッグのデメリットと、その改善法について解説します。

女性用ウィッグのデメリット

女性がウィッグを使う目的は、ほとんどがオシャレのためですが、中には薄毛対策として使うケースもあります。オシャレのためにウィッグを使う場合は、その日の気分によって、好きなヘアスタイルが選べるのが、女性用ウィッグの一番のメリットでしょう。ウィッグを使えば、自毛をカットしたり染めたりしなくても、好きなヘアスタイルにできるのです。

会社勤めをしていると、規則によって、好きなヘアスタイルにできない場合があります。しかし、オシャレ用のウィッグを活用すれば、休日には好きなヘアスタイルで、お出かけすることも可能です。また、薄毛対策としてウィッグを使うと、薄毛部分を簡単に隠すことができるという、メリットがあります。しかし、このようなメリットがある一方で、女性用ウィッグには、以下のようなデメリットもあります。

ウィッグがバレる心配

最近のオシャレ用ウィッグは、リーズナブルなものでも、かなりバレにくくなっています。しかし、現在主流となっている人工毛を使ったウィッグには、強いテカリがあったり、つむじが不自然に見えることもあるようです。それでも、オシャレ用ならそれほど気になりませんが、薄毛対策としてウィッグを使う場合は、ウィッグをつけていることがバレては困ります。

もしバレないかと心配でしたら、帽子をかぶってごまかす方法もあります。ウィッグで気になるのは、つむじや頭頂部付近のテカリですから、帽子をかぶればどちらも隠せるのでおすすめです。

頭に違和感がある

ウィッグをつけていると、どうしても頭に違和感を感じてしまいます。特にフルウィッグの場合は、常に帽子をかぶっているような状態ですから、気になる方も少なくないようです。

強風の日は要注意

女性用のウィッグは、髪が長いタイプが多いので、風が強いと絡まってしまいます。特にカールしているウィッグは、風が吹くと絡まりやすいので注意しましょう。シリコンスプレーを使ったり、柔軟剤で洗えば、ある程度絡まりにくくなります。

ちなみに、遊園地の絶叫マシーンに乗る場合も、同様の問題があります。絶叫マシーンはスピードが出るので、風で絡まったり、ウィッグが外れる可能性もあるので注意が必要です。

頭が蒸れる

最近では、通気性のよいウィッグが多くなりましたが、中には通気性の悪いウィッグもあります。通気性が悪いと、頭が蒸れたような状態になり、頭皮がかぶれて、かゆみが出る場合もあるので注意が必要です。特に、薄毛対策にウィッグを使用している場合は、頭皮環境が悪化すると、さらに薄毛が進行しやすくなります。

自毛に合う色を見つけるのが難しい

フルウィッグの場合はまだいいのですが、前髪ウィッグやポイントウィッグのような、部分ウィッグを使う場合は、自毛に合う色のウィッグを見つけるのが困難です。自毛と違う色や毛質では、ウィッグをつける意味がなくなるので注意しましょう。

海やプールに入りにくい

薄毛対策にウィッグを使っている場合は、バレないようにすることが重要です。そのため、海やプールでスイミングキャップを外すときなどは、注意しなければなりません。また、会社の社員旅行など泊りの旅行では、温泉に入ったり夜寝るときなどに、気を遣うことになります。

デメリットを改善するには

女性用ウィッグは便利に使える反面、上記のようなデメリットがあります。薄毛対策用、オシャレ用に分けて、デメリットの改善法をご紹介しましょう。

薄毛対策用ウィッグの改善法

女性の薄毛対策用ウィッグの場合、バレないことが一番重要です。現在主流となっている、人工毛を使ったウィッグは、不自然なテカリがあるのでバレやすいため、できれば人毛を使ったウィッグを使うようにしましょう。人毛を使ったウィッグは価格が高めですが、不自然なテカリがなくつむじも自然に見えるので、バレる心配がありません。

また、薄毛対策用ウィッグは、通気性のよいものを選ぶことが大切です。通気性が悪いと頭が蒸れてかゆくなったり、頭皮環境が悪くなるので、さらなる薄毛の要因になります。女性用のウィッグは髪が長いので、風が強い日は絡まりやすいので注意しましょう。

オシャレ用ウィッグの改善法

女性が使うオシャレ用ウィッグは、薄毛対策用ウィッグほど、バレることを心配する必要はありません。そのため、テカリがあってもあまり問題ないので、リーズナブルな人工毛のウィッグがよく利用されます。ただし、部分的にウィッグをつける場合は、自毛とウィッグの毛の色や質が違うと違和感があります。

薄毛対策用のウィッグと同様に、通気性の悪いフルウィッグは、頭皮環境を悪くするので注意が必要です。また、風の強い日は絡まりやすいので、なるべく使わないほうが無難です。

まとめ

女性用ウィッグは、オシャレのために使われることが多いのですが、薄毛対策として使われることもあります。オシャレのためのウィッグとは違って、薄毛対策用の場合は、バレないことが一番重要です。人工毛のウィッグはテカリがあるため、バレないためには人毛のウィッグがおすすめです。

フルウィッグを長時間つけると、頭が蒸れる上に、帽子をかぶっているような違和感があります。また、女性用ウィッグは髪が長いため、強風の日は絡まりやすくなります。